ニュースリリース

2025.12.01

【ピルの種類】どれがいい?一覧表でわかるそれぞれの特徴や選び方を解説!

【ピルの種類】どれがいい?一覧表でわかるそれぞれの特徴や選び方を解説!

国内では、低用量ピル7種類、超低用量ピル6種類、中用量ピル1種類、アフターピル2種類が承認されています。

特に、低用量ピルや超低用量ピルは種類が多いため「選べない」と悩んでいる女性は少なくありません。

ピルの種類

*副作用の発現率はトリキュラー、マーベロン、ルナベルの添付文書より引用

なお、婦人科やオンライン診療の診察では、医師が問診の上で、あなたにあったピルを選んでくれます。

「避妊したい」「PMSも治したい」など、悩みがあれば診察の際に伝えてみましょう。

ピルの種類が選べない

なお、避妊やPMSの治療に効果が期待できる低用量ピルは、初診からオンライン診療でも処方してもらえます。

ピルを初めて飲む方は、産婦人科の医師が診療しているオンライン診療を選ぶのがおすすめです。

たとえば、人気の「メデリピル」では、電話またはビデオ通話(選択制)によるオンライン診療で、産婦人科医がピルを提案してくれます。

メデリピル
名称メデリピル(オンライン診療)
料金(税込)初月0円
1,853~2,970円/月
種類低用量ピル5種類など
・トリキュラー
・ラベルフィーユ
・アンジュ
・マーベロン
・ファボワール
予約LINE
詳細メデリピルの
詳細を見る>>

※保険適用外の自由診療となります。※送料は別途550円(税込)がかかります。※低用量ピルのみ対象※無料期間終了後、自動的に毎月お届けプランに移行となり、3シート目受け取りまでは解約は不可となります。

低用量ピルの種類一覧と特徴や違い

日本では、トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ・マーベロン・ファボワール・ルナベルLD・フリウェルLDと、7種類の低用量ピルが流通しています。

7つの低用量ピルは、「世代」や「相性」で分類されます。

ピルの世代と相性

「世代」は、作られた順番による分類です。

製造時期が新しいピルほど、副作用の発現率が低いとされます。

「相性」は、ピルに含まれる有効成分の量に関係する分類です。

ピルの分類「世代」とは

ピルの分類「世代」は、作られた順番による分類です。

第1世代(ノルエチステロン)のピルは副作用が出やすかったため、第2世代のピルが作られました。

ピルの世代ごとの種類

さらに、第2世代(レボノルゲストレル)のピルを研究し、より副作用を軽減した低用量ピルが第3世代(デソゲストレル)です。

気持ち悪さや不正出血だけでなく、ニキビやむくみなどの副作用も現れにくいとされます。

第4世代のピル「アリッサ」は、2024年9月に発売されたばかりの月経困難症の治療薬です。

ピルの分類「相性」とは

「相性(そうせい)」は、配合されている有効成分の量に関する分類です。

1相性は、21錠すべてに同じ量の有効成分が含まれています。

ピルの種類と相性

一方で、3相性は錠剤の色によって、含まれている有効成分の量が異なる点が特徴です。

【目的別】低用量ピルの種類と選び方!おすすめは?

ピルの種類でおすすめは?

「世代」や「相性」が難しいと感じるピル初心者の方は、目的別の分類からピルを選ぶのがおすすめです。

どの低用量ピルにも、月経痛を軽減する効果は期待できます。

一方で、避妊目的で飲めるのかや、ニキビ治療にも効果的なのかは、ピルの種類によって異なります。

名称


P
M
S






トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
ルナベルLD
フリウェルLD

避妊用ピルの種類(避妊率99%以上)

日本で使われている避妊用の低用量ピル(経口避妊薬)は、5種類あります。

低用量ピル(経口避妊薬)は、種類にかかわらず99%の避妊率が期待できる点が特徴です。

なお、ピルの避妊効果は、100人の女性が年間に妊娠する割合「パール指数」で表されることもあります。

▼低用量ピルのパール指数

トリキュラー
ラベルフィーユ
0.38
アンジュ0.28
マーベロン
ファボワール
0.085

パール指数の数値が低いほど、妊娠する確率も低くなります。

副作用の少ない低用量ピル

気持ち悪さや不正出血などの副作用が不安なら、開発時期の新しい第3世代のピル(マーベロンやファボワール)を選ぶのがおすすめです。

第4世代の低用量ピルも開発されてまもないですが、不正出血のリスクがやや高い傾向があります。

名称





その他
起こりやすい
副作用
トリキュラー29.415.03.8胸の張り19.0
ラベルフィーユ29.415.03.8胸の張り19.0
アンジュ16.37.83.9嘔吐5.3
マーベロン11.85.82.4胸の痛み8.4
ファボワール11.85.82.4胸の痛み8.4
ルナベルLD25.815.659.4希発月経14.1
フリウェルLD25.815.659.4希発月経14.1
(%)

*副作用の発現率は国内一般臨床試験及び長期投与試験/一般使用成績調査及び添付文書の情報を参考に記載しています。

なお、副作用の発現率はあくまで試験の結果によるもので、副作用の現れ方には個人差があります。

副作用が少なそうなピルを選んだからと言って、必ず副作用が現れないわけではありません。

ピルは体質によって合うものが異なるので、症状が長く続くようであれば、医師に相談し他のピルを服用しましょう。

生理痛やPMSに使われる低用量ピルの種類

世界各国で行われたさまざまな研究により、低用量ピルは種類にかかわらず生理痛を改善する効果が期待できることがわかっています。

たとえば、トリキュラーやマーベロンは避妊効果が期待できる低用量ピルですが、同時に月経の際の腹痛を抑えたり、月経周期を整えたりする作用を見込めます。

生理痛やPMSにおすすめのピルの種類

また、理論上はどの低用量ピルもPMS(月経前症候群)改善の効果が期待できると言われています。

しかし、第2世代までの低用量ピルによるPMS改善の効果はまだ明らかにされておらず、あくまで効果は理論上期待できるものにとどまっています。

PMS治療が目的の場合は、第3世代または第4世代のピルがおすすめです。

ニキビ肌におすすめの低用量ピルの種類

ニキビが気になる方には、マーベロンやファボワールがおすすめです。

マーベロンとファボワールには、皮脂の過剰分泌の原因となるホルモンを抑制する成分が配合されています。

皮脂の過剰分泌が落ち着けば、毛穴が詰まりにくくなるため、ニキビの再発が防げますよ。

低用量ピルは、皮膚科でのニキビ治療に用いられることもあります。

【種類別】安いのは?低用量ピルの値段と保険適用

低用量ピルは、種類によって値段が異なります。

安いピルを買いたいなら、保険適用について知っておくことが大切です。

保険適用外低用量ピル(経口避妊薬)
月額2,000〜3,000円
保険適用低用量ピル(治療用)
月額500〜1,000円
超低用量ピル(治療用)
月額500〜2,500円

保険が適用されると費用の負担が3割になるため、月額500〜2,500円前後でピル服用を続けられます。

避妊目的で飲む低用量ピルは保険適用外

避妊目的で服用するピルは、種類にかかわらず保険適用外です。

保険が適用されないのは、「避妊」が怪我や病気に含まれないため。

日本では、怪我や病気の治療に使う一部の薬のみが、保険適用の対象です。

▼保険適用外のピル

先発品
2,500~3,000円/月
後発品
2,000~3,000円/月
トリキュラーラベルフィーユ
アンジュ
マーベロンファボワール

避妊用の低用量ピルには、「先発品」と「後発品(ジェネリック医薬品)」があります。

「後発品(ジェネリック医薬品)」は、先発品よりもリーズナブルな価格帯が魅力です。

なお、先発品と後発品は期待できる効果や副作用が同じで、たとえばマーベロンとファボワールには同じ作用が期待できます。

保険適用ピルの種類一覧

月経困難症や子宮内膜症の治療に使う場合、低用量ピルは保険が適用されます。

治療に使えるピルは、3種類の低用量ピルと、6種類の超低用量ピルのみです。

低用量ピルルナベルLD
フリウェルLD
超低用量ピルルナベルULD
フリウェルULD
ヤーズ
ドロエチ
ヤーズフレックス
ジェミーナ

低用量ピルは、保険適用で月額1,000円前後。

一方、超低用量ピルは1,000〜2,500円ほどとやや高額です。

なお、どちらのピルを処方してもらう場合でも、検査代3,000〜5,000円や診察代1,000円程度が別途かかります。

低用量ピルと超低用量ピルの違いは?

超低用量ピルは、血栓症の原因となる成分が、低用量ピルよりも少ないことが特徴のピルです。

血栓症とは、血管に血の塊(かたまり)が詰まってしまう症状のこと。

運動や水分補給で予防ができますが、リスクが不安なら超低用量ピルを選ぶのも1つの手です。

なお、ピル服用中の血栓症の発現率は、10,000人に3〜9人と決して多くはありません。

低用量ピルはオンライン処方も可能!おすすめの購入先

低用量ピルは、産婦人科や婦人科だけでなく、オンラインでも処方を受けられます。

オンライン診療で処方を受ければ、自宅にピルを郵送してもらえるため、忙しい方でもピルの服用を継続しやすいですよ。

なお、産婦人科でもオンライン診療でも、取り扱われているピルの種類はほとんど変わりません。

オンライン診療低用量ピル
(自費/税込)
メデリピル
メデリピル
初回はピル1シート無料
0円〜2,970円
ルナルナ
ルナルナ
まとめ買いがお得
1,898円〜2,937円
EASE女性のクリニック
EASE
治療用ピルも処方
1,880円〜3,380円

※保険適用外の自由診療となります。
※オンライン診療では医師の診察が必要です。診察の結果、ピルが処方されないこともあります。
※満足度:メデリピル診療満足度アンケート概要(2024年1月1日〜2024年5月30日/会員様2,193名)

メデリピル:初めての低用量ピル処方におすすめ

メデリピル
営業時間平日7:00~23:00
土日祝7:00~22:00
ピルの種類10種類以上
料金0円〜2,970円
診療代無料

※0円は低用量ピルのみ対象 ※無料期間終了後、自動的に毎月お届けプランに移行となり、3シート目受け取りまでは解約は不可となります。※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象 ※保険適用外の自由診療となります。※送料は別途550円(税込)がかかります。※メデリピル診療時間については当日の予約状況・医師の都合によっても変動する場合がございます。最新情報については、ご予約フォームからご確認ください。

メデリピルは、初回利用に限り低用量ピル1か月分が無料で試せるサービスです。

低用量ピル5種類、超低用量ピル5種類とラインナップも充実。

取り扱い種類の多いサービスなら、あなたにぴったりなピルが見つかるでしょう。

電話による無料の診療では、産婦人科の医師があなたに合ったピルを提案してくれます。

メデリピル公式サイトで
低用量ピルの詳細を見る>>

ルナルナ:低用量ピルのまとめ買いなら

ルナルナ
営業時間24時間
ピルの種類5種類
料金1,898円~2,937円

※保険適用外の自由診療となります。

コスパ良くピルの服用を続けたい方には、ルナルナのお薬便がおすすめです。

低用量ピルの定期便は1シート2,937円ですが、まとめ買いに切り替えれば1シート1,898円と、毎月1,000円以上お得にピルを服用できます。

ルナルナ公式サイトで
低用量ピルの詳細を見る>>

EASE女性のクリニック:2回目からはオンラインで保険診療

EASE女性のクリニック
営業時間9:30~13:30
15:00~18:30
※日祝休診
※土曜9:00~14:00
ピルの種類11種類
料金3,300円(自費)
約1,100円~2,350円(保険診療)
別途:初再診料・処方料・検査代

※保険適用外の自由診療となります。

EASE女性のクリニックは東京都にある婦人科で、2回目からはオンライン診療にも対応しています。

自費の低用量ピル(経口避妊薬)のほか、保険診療の治療用ピルも取り扱われている点がポイントです。

対面診療もオンライン診療も実施するクリニックなら、検査は通院・ピル処方はオンラインと使い分けることもできます。

EASE女性のクリニック公式サイトで
低用量ピルの詳細を見る>>

【Q&A】どれがいい?低用量ピルや種類に関する疑問を紹介

低用量ピルとはどんな薬?

低用量ピルは、避妊や月経に伴う不調を改善する効果が見込める医薬品です。

服用すると一時的に排卵が止まるため、性行為があっても妊娠しにくくなります。

避妊率は99%と非常に高く、日本だけでなく世界各国でも流通していますよ。

低用量ピルの種類と名前一覧は?

日本では、トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ・マーベロン・ファボワール・ルナベルLD・フリウェルLDと7種類の低用量ピルが流通しています。

低用量ピルは、OC(経口避妊薬)とLEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤)の2つに分類されることが特徴です。

OC・トリキュラー
・ラベルフィーユ
・アンジュ
・マーベロン
・ファボワール
LEP・ルナベルLD
・フリウェルLD
・アリッサ
・ヤーズ
ドロエチ
・ヤーズフレックス
・ジェミーナ

ピルの種類を変えるタイミングは?

ピルは、1〜3か月ほど服用を続けても、生理痛などの症状が改善しなかった場合に種類を変更します。

不正出血が落ち着かない・強い副作用が出てつらいなどの状況でも、医師の判断で種類を変更することがあります。

なお、低用量ピルは1シートを飲みきったタイミングで変更するのが一般的です。

低用量ピルは種類によって副作用の出やすさが違うの?

低用量ピルは、種類によって副作用の出やすさが異なります。

名称





その他
起こりやすい
副作用
トリキュラー29.415.03.8胸の張り19.0
ラベルフィーユ29.415.03.8胸の張り19.0
アンジュ16.37.83.9嘔吐5.3
マーベロン11.85.82.4胸の痛み8.4
ファボワール11.85.82.4胸の痛み8.4
ルナベルLD25.815.659.4希発月経14.1
フリウェルLD25.815.659.4希発月経14.1
(%)

中用量ピルの種類一覧は?

日本で現在使われている中用量ピルは、「プラノバール」のみです。

超低用量ピルの種類一覧は?

日本で流通している超低用量ピルは、ルナベルULD・フリウェルULD・ヤーズ・ドロエチ・ヤーズフレックスなどです。

ルナベルULDとフリウェルULDは、同じ成分の超低用量ピル。

また、ヤーズ・ドロエチ・ヤーズフレックスも、配合されている成分が同一です。

超低用量ピル特徴
ルナベルULD
フリウェルULD
・使用実績の長いピル
・休薬期間が7日
・500~1,000円/1シート
ヤーズ
ドロエチ
・むくみが起こりにくい
・休薬期間が4日
・700~1,500円/1シート
ヤーズフレックス・生理の頻度を減らしやすい
・子宮内膜症の治療も可能
・約2,500円/1シート

なお、超低用量ピルは、月経困難症の治療目的で服用します。

血栓症の原因となる成分の配合量が少ないため、副作用が不安な方におすすめです。

高用量ピルの種類一覧は?

高用量ピルには、エナビット10・ノアルテンD・アノブラールなどが挙げられます。

なお、副作用が強いことから、現在は高用量ピルが使われていません。

エナビット10は、世界で初めて承認を受けたピルです。

未承認医薬品等異なる目的での使用本治療に使用される避妊用の低用量ピルは、国内で以下に関する効能・効果への承認がない自費診療の医薬品です。
・生理痛やPMSの改善
・ニキビや肌荒れの改善
・生理のコントロール
・生理日の移動
・ガンのリスク低減
・子宮外妊娠のリスク低減
入手経路等国内医薬品販売代理店経由
国内の承認医薬品等の有無同一成分でPMSの改善・生理のコントロール・生理日の移動、 ガン・子宮外妊娠のリスクを低減の効果効能が承認されている国内の薬はありません。
諸外国における安全性等に係る情報低用量ピルは、厚生労働省に避妊の効果効能が承認されています。諸外国で低用量ピルに関する重篤な安全性情報の報告はありません。
※重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
※血栓症の副作用が報告されています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合、国の公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となります。